デトックス・ラボ

●デトックスって結局なぁに?

そもそもデトックスとは、何でしょう?

簡単に言うと、汚染された空気、水、食べ物などによって体内に蓄積された毒素を取り除く健康法のひとつとされていますが・・・疑い深い研究員は早くもここで、はたと立ち止まりました。

確かに空気も水も食べ物も、昔に比べれば汚染は進んでいるかもしれない。人体に悪影響を及ぼすとされる化学物質を含んだ家庭用品や食品添加物も、周りに溢れかえっている。でも、人間の体にはもともと有害なものを取り除くシステムが備わっているし、普段特別意識はしていなくても『解毒』は行われてきたはず。

例えば「お刺身を食べる時、ワサビをつける」なんていうのもある意味では解毒で、その国その民族その地域の生活に合った解毒の知恵は自然に根付いている。

よほど劣悪な環境にいるか、極端にバランスの悪い生活でもしない限り、あえて特別なことをして排出させる必要なんてあるのか・・・またそうやって不安を煽ってお金儲けしようとしている人たちの単なる口実なんじゃないの?と勘ぐってしまう研究員(笑)。

そう思う一方で、あのマグロを初めとするメチル水銀濃度の高い魚介類16種について『妊婦の摂取制限』が出されたり、極端な例だけど『化学物質過敏症』にかかり家から一歩も外に出られない人もいたりする。 やはり、今の私たちは相当毒を溜め込んでいるのか・・。

早くも壁にぶち当たってしまいましたが・・いろいろ調べる中で、あるデトックス提唱者のひとりが、「本来人間が持つナチュラルな解毒システムや、日々の中で培われてきた解毒が、現代社会では処理すべきものが多すぎてその負荷に耐えきれなくなっている」とおっしゃっています。 つまり、キャパを越えちゃったということですね。

デトックスと言うと『溜まった有害毒素を直接排出させる』というイメージだったけど、それよりも、キャパオーバーで疲弊した解毒システムの働きそのものを、より正常に戻すことが本来の『デトックスの目的』。

そのためには、特定の方法だけに頼ったり、極端に一時的にやるよりも、できるだけトータルに長期的に行うことが重要。

「このサプリさえ飲んでおけば」とか「たまにエステやいろいろな温浴をする」ことに効果がないとは言い切れないけど、根本的なデトックスにはならない・・ということかもしれません。

有害物質が言われているほど溜まってるのかどうかは別として、『解毒する行為そのもの』より『解毒システムを改善する』という考え方には・・ちょっと納得です。

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